本記事は、ケニア在住のKakehashi Africa(HackCamp Africa)のSati Arthurの寄稿を日本語にアレンジしたものです。

イノベーションチャレンジとは

首都であるカンパラ市内から、数キロメール離れたガヤザと呼ばれる小さな町の中心部に、ウガンダの伝統的な公立大学「マケレレ大学」の農業研究センターがあります。

青少年の失業率の上昇が続いているウガンダの若い世代を奮い立たせるイベント「第5回CURADイノベーションチャレンジ」のキックオフがこの会場で行われました。

このプログラムには、若者の失業減少を目指す、多くの組織・機関、民間企業が、「インキュベーションを超えたアグリビジネスの革新を加速する」というテーマで若者のビジネスへの挑戦を盛り上げるべく、集結しました。

なんと、ウガンダの経済担当大臣である、Kasirivu Atwoki氏も協力者の一人です。

イノベーションチャレンジでは、スタートアップや既存の企業、実現性の高いアイデアの申請を受け付け、選考の上、インキュベートしていくプログラムです。

イノベーションチャレンジの申込

地元でテレビ放送もされていました。

CURADについて

HackCampとMOUを結び、パートナーとなったCURADは、創業以来、130人の起業家とプログラムに資金を提供し、約46億ウガンダシリング(約1億5千万円)の予算で2300人の雇用を創出してきました。

創業当初は、若い大学卒業者だけを対象にインキュベートしてきました。しかし今は、新しいパートナーやファンドを形成することで、大学卒業の有無にかかわらず、若者を対象にプログラムを拡大し、ウガン​​ダの若者に、持続可能な起業家プロジェクトを通じて地域社会を革新し、促進する機会を与えました。

CURADのメンバーには農学に強いマケレレ大学も入っており、農業ビジネスインキュベーターとしての施設も多く保有しています。

そのなかの一つに、コーヒー焙煎実験室があります。ここで製造されるコーヒーは、市場に流通している焙煎コーヒー製品と比較して洗練されたものではありませんが、実験を重ね、市場に無い新たな製品を自ら作ることができます。

この施設のメンターには、ウガンダに2人しかいないコーヒーテイスティングのエキスパートの1人であるBocana Tonny氏がおり、インターンや農業起業家が技術を磨いています。

左から、インターン生2名、著者、コーヒー焙煎ラボ長Mr Tonny bocana

ウガンダへのビジネス展開を希望される日本企業がパートナーを探す上で、ここでインキュベートされている起業家や事業家との連携はイチから自分たちで地元の関係性を構築するよりも何倍も近道しながらフィジビリティスタディを行うことが出来ます。

ご興味を持たれた日本企業の方は、是非8月31日のAfrica HackCollabにご参加下さい。

CURADのマネージャーと、昨年優勝した起業家が登壇します。

ラボの試作品:コーヒー豆とカボチャのお粥!?